ひみちゅ   

renka292004-08-31

『秘密』観た。*1ネタバレ注意報♪

何度観ても泣ける。いろんな形の『愛』が詰まった作品だと思うなぁ〜…いくら事故であっても、娘の体で中身が母親に入れ替わっちゃうなんて!非現実的ではあるけれどもね。事故のシーンが結構早めに終わっちゃうので、サラリとして不自然ではない。あ、梅酒でもない。
そうそう。「私んち」ムービーも同じだったなぁ〜中身が入れ替わるってヤツ。泣いたわ〜…恋歌、「入れ替わり」に弱いのねん♪娘と母親、お互いを想う気持ちが伝わってくるねんな。学生時代、修学旅行に行けなかったお母さんにミカンが「私も行きたいけど…行きたいけど…お母さん!行っといでよ!」って。うるうる…うるうる…
あ、「私んち」の話じゃなかったわん♪
そういえば、娘の体になった妻との夫婦生活が気になってしまった。夫は…かなり戸惑うだろうなぁ…抱きたい!けど抱けないでしょ。アブ恋歌はもちろん抱くけどね!迷わず抱いてみる!娘のオマンコべろべろ喰ってみる!ハメてみる!…そして自己嫌悪みたいな(笑)
最後のキスシーン。もう涙が止まらない。切なくて…切なくて…竹内まりやの曲がもうクライマックス!感動!感動!感動!旦那が山下達郎ってこと以外は!

あとのシーンはいらないなぁ。確か事故を起こした男の息子と(金子賢だったような)広末が結婚するんだっけなぁ…まぁちょっと、しょぼいラストではある。なにはともあれ、監督は広末の美しいドレス姿をラストにもっていきたがっただろうし、ファンもファンぢゃない人もそれを望んだりするんだろ。キレイなもんは何回見てもイイからな。



恋歌、『できちゃった結婚』だから、
でっかいお腹が入るドレスは一着だけだった!


だははのは。

*1:原作は東野圭吾のベストセラー・ファンタジー小説。バスの交通事故により母親(岸本加世子)が死に、娘(広末涼子)は生き残った。しかし、生き残った娘の心は、死んだはずの母親のものだった。それは残された父親(小林薫)と娘の秘密となったが、夫婦なのか親子なのか、奇妙な生活は…。広末が若い体に中年の心をもつという難しい一人二役ナチュラルに演じ、きわどいせりふもサラリとこなして、女優としての成長をうかがわせる。監督は『木村家の人々』『病院へ行こう』など、コメディを得意とする滝田洋二郎。いくらでも笑いのとれそうなこの物語を、あくまでも正攻法のラブストーリーに仕上げているところが成功の要因だろう。岸本と小林の別れのシーンのしみじみとした感動は忘れられない。(堤 昌司)