アノ人と石川様は友達なんだよ
定時、アノ人が迎えに来てくれた。
タイミングが合わず、一緒には帰れなかったけど。
嬉しいのか嬉しくないのか分らないアタシ。
石川様のメールはまた、そっけなかった。
こんな恋愛したことない。
これを恋愛とは呼ばないんだろうけど。
なにもかもが不安になって
頭の中がごちゃごちゃになって
もう石川様とのことなのか
自分自身のことなのか
何が何だか分らなくて
結局は
石川様を好きな気持ちは止められなくて
結局は
おっちゃんにメールをして
結局は
自信のないアカンタレな自分なわけで
何も変わっていない
石川様のちんぽを思い出す
あの形 あの臭い
石川様の目も髪も手も足も
オナカもちん毛も鼻も唇も
耳もワキもおしりも
思い出しては愛しくなって
よく知らないけど
人生とか経験とか特技とか
大好きなことには変わらなくて
まぁ女の趣味だけは共感できないけども
大好きなことには変わらなくて
アタシは生きるしかないことを
自分自身が
一番よく知っている